コレクティブインパクトリーダー in高知を開催しました

2025年2月5日(木)・6日(金)、高知市にて「コレクティブインパクトリーダー」を開催しました。

今回高知銀行様共催、高知県・高知市様よりご後援をいただき、高知銀行本店にて行いました。

2日間連続の研修でしたが、高知の女性たち総勢52名に参加していただき、これまでの地域開催イベントのなかでも最大規模となりました。

【1日目】

50名超の参加者がそろうと圧巻
開会のあいさつをされる高知銀行 副頭取の河合氏

初日は、所属企業も年齢もさまざまな初対面の女性たち同士がグループになっていたので、少し緊張した面持ちでしたが、失敗を楽しむFail Stokeでのアイスブレイクや時間が進むうちに、すぐに打ち解けていきました。

1日目のアジェンダ

1日目はAIと共生する未来について、そしてデジタル技術を活用した働き方やこれからの組織の在り方、フェムテックなど、情報のインプットが多い一日でしたが、皆さん真剣な眼差しで講演を聞いていました。

栄藤氏の講演
Fail Stokeで盛り上がる参加者たち
講演する中瀬氏
講演する新井氏

講演の後、自分の働き方や健康のモヤモヤをグループワークで話し合い、発表しました。

女性のさまざまな体調や変化についての悩みや、職場でのモヤモヤなどを出し合い、自分以外にも同じような気持ちや考えを持っている人がいることに改めて気づいたり、フェムテック活用や自分から働きかけて自らが快適に働ける環境をつくっていく重要性などを共有し、1日目は終了しました。

モヤモヤ共有会後の発表

【2日目】

2日目は、ワークショップの本番です。

各グループごとに、昨日のインプットやグループでの議論を踏まえて「向き合いたい課題」を決め、それをどのように変えたいか、解決したいのかのアイディアをデザインシンキングの手法を使いながら整理しふくらませていきます。

2日目のアジェンダ

ユーザーの声を考えたり、ステークホルダーマップやCVCAなど、初めて聞くような単語や方法に少し戸惑ったりしつつも、積極的に質問をしたり、メンバーで力を合わせて共感力を駆使しながら、アイディアを1Pageにまとめていきました。

メンバーがフラットにアイディアを話し合う
多様な意見を取り入れながらまとめていく

そして最後は、最終発表です。

仕事や家事、健康といった身近な課題に焦点をあて、アプリやロボット、デジタル技術や仕組みを創出するなどのさまざまなソリューションが披露されました。

どのチームのプレゼンもイラストも、とても上手でわかりやすく素晴らしかったです!

2日間にわたる研修でしたが、各日半日ずつの実質1日でインプットからアイディア創出、まとめてアウトプットするまでの作業、とても大変だったと思います。

自分一人の力ではもしかすると難しかったかもしれませんが、組織も背景も年齢も違う多様なメンバーと協働したからこそ、今回のユニークなソリューションを創り出すことができたのではないでしょうか。

栄藤先生のお話にもあったように、今回のキーワード「あきらめない」で、共感力を生かしながら、高知の女性のパワフルで明るい“はちきんパワー”で自らの生活や働き方、そして高知の未来をつくっていただけると嬉しいです。

ご協力いただいた皆様、そして参加者の皆様、本当にありがとうございました!!

参加者全員での記念撮影